宮本のやつ

ヘラヘラと生きる人のブログ

チャリを買った

自転車を買った

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調べれば沢山情報は出てくるので詳しくは書かないが、とにかく軽くて小さくて良い。重量は7kgほどしかなく、折り畳むと非常に小さくなり、輪行が苦ではない。

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14インチのシングルスピードなのでその辺のミニベロ以上に走らないが、デフォルトの状態でも25km/hで巡航は可能だった。当然、ギアチェンジなど不可能なので、坂道は気合入れて登るしかない。

買って直ぐに、ハンドルグリップとペダルがあまりよろしくない事に気付き、エルゴグリップとスパイク付きのペダルに交換した。ついでにフラットバーハンドルを中華カーボンの物にした。

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この辺の交換の手順はわざわざ書くことでも無いので省略する。

カーボンであることの恩恵は特に無かったが(むしろハンドルに力を込めるとピキピキッと音が鳴るので不安ではある)、エルゴグリップというのは非常に快適で、掌の疲れは無くなり、角の部分も持てるのでポジションがいくらか増えて、それも疲れの軽減に繋がっているかもしれない。

しかし、ギアがフロント42tリア9tは私には微妙なギア比で、平地では足りないし、坂は登れない。どうせ登れないなら登板能力を犠牲にフレームに干渉しない大きさまで一気にチェーンリングを大きくすることにした。

クランクはPCD130の5アームでチェーンリングはバッシュガード付きのものだったので、チェーンラインが狂わないようなものを探した。見つかったのはアジア圏ではそこそこ有名らしい、Liteproというメーカーのバッシュガード付きの47tのチェーンリング。それを購入し、取り付けてた。デフォルトのチェーンリングはバッシュガードとスペーサーを挟み取り付けるものだったので、クランクに取り付ける用のボルトが長い。クランクとLiteproチェーンリング合わせた厚みが実測で8mmだったので、長さ7mm程度の取り付け用のボルトも購入した。

ついでにBBもシマノデュラエースに交換した。BBの規格はJISの68mmで、クランクのアスクルが24mm。

チェーンリングが大径化したので、シングルスピードでかつチェーンテンショナーの無いこの自転車はより長いチェーンにしなければならなかった。フロント、リアともに薄刃なので、シマノの10速用チェーンを使用した。

この辺の詳しい話はまた別に写真付きで書いていきたい。

 

こうしてチェーンリングを大径化した訳なのだか、漕ぎ出しが重い。当然である。改造前のギア比が4.66に対して改造後は5.22。タイヤ周長がざっくり1mなのでクランク1周で約500mm程度の差が生まれる。ケイデンス90まで回せば、25km/hが28km/hになる。実際に平地での巡航速度も速くなった。試運転がてら、どの程度の坂まで登れるのかも含めて、鶴見駅から水道道を通り三ツ沢へ行き、横浜駅から産業道路経由で首都高の浜川崎インター付近まで走ってみた。横浜駅から先は平地なので問題ないが、そこまでは短いアップダウンが多く、最大斜度約20%ほどと横浜のカルペミュールと名高い道だ。

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鶴見駅からすぐの坂で心は折れかけたが、横浜駅まで足を着くことなく抜けることができた。比較的短い距離の坂ならば、案外登れることが判明した。

ではロングライドはどうだろうと、三崎まで約60km走ってみたが、これも問題なかった。三崎口の約2kmの坂道ではこれまた心は折れかけたが、なんとか登り切ることができた。かえって重いギア比の方が坂は登りやすい気がした。なんにせよ、シングルスピードはギアチェンジなど不可能なので、それに乗って坂を登る時はそのギアで漕ぐしかないのだ。ようは気合。そうして三崎まで到着し、そこで食べたマグロは何よりも美味しかった。

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帰宅は京急線での輪行。折り畳み自転車の素晴らしさを実感した。

 

 つまるところ、折り畳み自転車というのはなかなか良いのであった。