宮本のやつ

ヘラヘラと生きる人のブログ

Dove Plusとは

DahonのDove Plusというフォールディングバイク、折り畳み自転車を買った。

www.dahon.jp

これはDove unoというモデルの上位グレードに位置付けられている。Dove unoは元々中国専売モデルであり、bya412と名付けられていた。どうやらかなりの人気モデルらしく、タオバオでbya412で検索すると、完成車はもちろんフレーム、各専用パーツ類が様々なディーラーから販売されており、中には14インチのカーボンバトンホイールやカーボンフォークまである始末。

その人気からか類似の製品も出始めた。GICのAL-FDB14である。ルノーフィアットの名前で売られていた。そして、同メーカーから今度はルノーの名前でウルトラライト7と呼ばれるモデルが発売された。重量が7kg台なので7らしい。このモデルはよく売れたらしく、後にマグネシウムやチタンフレームのものも発売された。この辺の自転車に対抗すべく販売されたのがDove Plusである。ウルトラライト7のマグネシウムモデル、マグネシウム6の重量は公式では7kg。Dove Plusはアルミフレームで6.97kg。つまりそういうことなのだろう。

ちなみに、GICはさらに対抗してプラチナムライト6なるものを出している。重量は6.8kg。他にもウルトラライト7に変速機能を付けた限定モデルなど多数のモデルが販売されている。

RENAULT BIKES OFFICIAL SITE|ルノー自転車 オフィシャルサイト

GICのウルトラライトシリーズには何度か乗ったことはあるが、自動車メーカーの名前だけ借りているとあうのはあまりいいイメージはないが、なかなか良い自転車だ。ただ、チェーンラインがしっかり出ていなかったり、各部品、コンポーネントが良い物ではなかったりするので、その点はDahonのは優秀だ。

 

基本的に小径車、ミニベロというのは改造、保守用パーツが少ない。コンポーネントの類や広く規格化されている物については問題が、例えばシートポストは500mm以上の物でなければならなかったり、ハンドルポストも折り畳み機構があるので交換できない。特にホイールやタイヤは数が少ない。

昔に比べれば選択肢は増えてきたが、思うようにアップグレードできない。そして数が少ない、または専用設計ということは価格も高いのである。追い打ちを掛けるように小径車というのは部品の消耗が早い。意外と金のかかる自転車なのである、

Doveは中華パーツが多い。基本的にそれらは安い。そして種類が豊富である。折り畳み機構の保守パーツも当然ある。意外にも品質はまともだ。タオバオを利用でき、荷物の到着までに長い時間が掛かることさえ許容できれば、Doveは良い選択肢になり得る。

ただ、それらを調べ上げ、更に購入するのはそれなりに労力を必要とする。大変なのだ。なのでこのブログを始めた。これからDoveを買う人、または既に持っている人にとって、このブログの記事が部品交換や改造の助けになればと願っている。

次回からDovePlusの改造について詳しく触れていきたいと思う。

つまり、Dove Plusは良いのであった。